一般質問で登壇しました。

現在、大田区議会は令和6年第3回定例会の会期中です。

昨日、一般質問で登壇しました。

主な内容は、以下の通りです。(一部抜粋)

「現場と当事者を支える温かい福祉施策について」

・現在、失語症者向け意思疎通支援者派遣制度の実施に向けた準備を進めているが、当事者が望む制度となるように、制度設計において失語症当事者や言語聴覚士をはじめとした支援者を含めた制度の検討会議の設置を求める。

→(答弁)制度設計にあたっては、失語症当事者、言語聴覚士などの支援者を交えた検討の場を設けながら、失語症者の障害特性に応じた支援が的確に提供できるよう検討を進めていく。

・区立認可保育園と小規模認可園の法外援護費について、認可園は45項目が適用されているのに小規模園にはたった17項目しか適用されていない。小規模園が更に充実した保育を提供できるように法外援護費の見直しを求める。

→(答弁)事業者の方々との意見交換に取り組みながら、法外援護費の項目の改善、職員配置加算の枠数の見直しなど、小規模認可保育園に通っているこどもたちのより良い保育の推進に向け、法外援護費がより一層効果的な支援となるよう引き続き検討を重ねていく。

・ケアマネジャーの業務の中には、報酬に算定できないボランティア的な業務が多すぎる。シャドーワークと呼ばれるこうした業務を減らすため、ケアマネジャーが関わる区の事業を精査すべき。

→(答弁)ケアマネジャーが介護保険制度以外の行政手続きを担っている状況を把握した際には、ケアマネジャーの負担にならないように関係部局への周知徹底、改善について連携を取りながら進める。

・分身ロボット「OriHime」を活用し、障害者の雇用を更に進めるべき。

→(答弁)障害者の働き方が多様化している中、自宅や施設などに居ながら遠隔で就労や社会参加につながる取り組みの推進は大変重要。区役所本庁舎売店での取り組みを展開しながら、就労支援ネットワーク事業などを通じて、取り組み事例の紹介や普及を行い、障害者雇用へ少しでも結び付くように努めていく。

・今年度から、切れ目のない発育、発達の支援のために5歳児健診のモデル事業が始まる。子どもの変化を捉える大切な時期だからこそ、身体の発育状態や生活習慣、栄養状態などあらゆる健康面から子どもたちの問題に向き合える体制を作るべき。

→(答弁)令和6年度は、モデル事業のため発達障害に関する審査項目に限定して実施するが、本格実施の際には、身体の発育などの項目も含める。

全ての質問内容については、後日、私のYouTubeチャンネルに配信します。