大田区は、「福祉にお金を使いすぎ!」という意見を言われることがあります。
予算に対する「福祉費」の割合は、50.5%
確かに予算の約半分は、福祉費です。
でも「福祉費」というのは、よくイメージされる生活保護や高齢障害福祉費だけということではなく、
児童福祉費として、こどもの医療費無償化、保育園の運営費や改築改修費、ひとり親家庭への支援、児童相談所の整備など
社会福祉費として、奨学金やユニバーサルデザインのまちづくり、災害見舞金
といった予算も「福祉費」として計上されています。
区民生活に欠かせない事業ばかりです。
そもそも地方自治法には、地方自治体の役割として「住民の福祉の増進を図ることを基本とする」ことが書かれています。
大田区は「福祉にお金を使いすぎ!」という考えを持っている方は、もっと広い視野で「福祉」という言葉を考えて頂きたいと思います。