雑色駅前には、毎朝6:30過ぎからシルバー人材センターの方が清掃にいらっしゃいます。
一週間交代で、女性の方(写真に写っているオレンジのベストを着た方です。)と男性の方、二人で清掃を行っています。
今朝もいつも通り、演説前に煙草の吸殻を拾っていたところ、男性のシルバー人材センターの方から「いつも伊佐治さんと仲良くしていた女性の方だけど、急死されたそうだよ…。」とのお話を頂きました。
先週も、雑色駅前で一緒にゴミ拾いをしたばかりだったのに…残念でなりません。
この方は、シルバー人材センター会員として、朝の清掃は仕事として行っていましたが、夕方には仕事とは関係なく駅前に足を運び、ゴミがあれば拾って下さっていました。
朝の雑色駅前はゴミが多く、私が以前からゴミ拾いをしていることに感謝をして下さり、そこから仲良くなって、家族のことや趣味のことなど、色々なお話をしました。
お嬢様もご主人も他界されており、お嬢様は重度障害があって、城南特別支援学校に通っていたそうです。
そうしたことから、私が訴える福祉施策に賛同を頂くと共に、ご自身の経験からの要望を色々と頂きました。
この方に頂いた言葉で一番嬉しかったのは、「選挙が近くなって、最近は色々な議員さんが演説活動をしているけど、常に続けているのはあなただけ。」「掃除をしながら演説を聞いてるけど、自分の名前ばかり言っている人が多い中で、あなたはちゃんと政策を話している。」と言われたことです。
こんな身近で、評価をして下さっていた方がいたなんて、本当に有難い限りです。
私にできることは、この方が守ってきた雑色駅前を守り続けること。
そのためにも路上喫煙対策の強化は、絶対に実現をしなければなりません。
大田区の動きがあまりに遅い状況の中、私は議員としてできることをやっていきます。
※1/23追記
この話には、後日談があります。今日の夕方の街頭演説を行っていたところ、この亡くなったと報告があった方が目の前に立っていました…。
「仲間が早とちりして、ごめんなさい!私は生きてますよ(^^♪足もあります。」
正直、後ずさりするほど驚きましたが、涙が出るほど嬉しかったです。