先日、二日間の日程で「大田区高齢者生活支援担い手養成講習」を受講してきました。
これは、今年4月に本格実施された新総合事業うち「大田区絆サービス」という、地域ボランティアによる訪問型の生活支援を行うサービスの担い手を育成する講習です。
私自身、ケアマネという立場で、知識的には受講する必要がないものではありましたが、逆に、こうした講習を受講された方が、どれくらいの知識を持って「大田区絆サービス」を担って下さっているのか、確認をさせて頂きました。
絆サービスは、介護認定で要支援1.2となった方のご自宅に訪問し、例えば肩が痛くて洗濯ができない方をお手伝いしたり、買い物を代行したり、掃除や洗濯、炊事など生活介護全般を行うものです。
完全なボランティアではなく、基本30分500円、最大で60分1000円の報酬が支払われます。
介護職が不足をする中で、地域住民同士が助け合う社会を作る上でも、重要なサービスの一つとなっています。私も区議会で何度も提言している通り、元気高齢者の皆さんが活躍できる社会を作っていく上でも、有益なサービスであると考えています。
是非、多くの皆さんに「大田区高齢者生活支援担い手養成講習」を知って頂き、「大田区絆サービス」の担い手になって頂きたいと思います。また、講習をきっかけに介護という分野に興味を持って頂けたのであれば、介護職員初任者研修や実務者研修、介護福祉士とキャリアップを目指して頂きたいと思います。
大田区としては、大田区社会福祉協議会と連携をしながら、区内の様々な地域で講習会を実施する予定ですので、ご興味がある方は、私にお問い合わせを頂ければと思います。