大田区議会の自民党会派として、昨年の台風19号対応に対して頂いた様々なご意見を、追加予算要望として大田区長に提出しました。
私自身が特に強く実現を望む項目としては、以下の項目です。
〇福祉避難所など避難者受入れ施設としての備品等の充実
〇チャットボット等、AI技術を活用した新たな災害時コミュニケーションツールの導入
〇ネットを活用できない高齢者等情報弱者に対する支援及び停電対策として、コミュニティFM等コミュニティ放送の活用
〇官民連携による防災備蓄品、避難スペース確保の推進
〇多摩川下流のピーク流量の低減のための遊水地、貯留施設の整備(国)
全ての内容は、以下の通りです。
「令和2年度予算編成に対する緊急追加要望」
1、地域防災の充実を図ること
・特別出張所における庁内LANの追加配備など情報伝達・サービス提供拠点としての機能強化
・福祉避難所など避難者受入れ施設としての備品等の充実
・企業向け防災意識向上のための普及啓発事業の充実
・官民連携による防災備蓄品、避難スペース確保の推進
2、防災・災害対策に関する体制強化と情報格差の改善を図ること
・チャットボット等、AI技術を活用した新たな災害時コミュニケーションツールの導入
・ホームページやツイッターなど多様な媒体を活用した区民向け情報の伝達手段の強化
・迅速な被災者支援を実施するためのシステムの効率化など諸設備の強化
・長期停電等に備えた蓄電池の配備など継続的支援体制の再構
・ネットを活用できない高齢者等情報弱者に対する支援及び停電対策として、コミュニティFM等コミュニティ放送の活用
3、職員防災力の強化を図ること
・防災意識の向上、危機管理能力の強化を図るため「防災士」の資格取得支援
・台風19号のふりかえりによる職員の防災意識の向上
4、出水期を想定した水防体制の充実を図ること
・排水ポンプ車の追加配備と排水樋管の排水作業に必要な改修工事の実施
・多摩川流域に水防機材センターの設置と必要な資機材の購入
5、台風19号の被害を踏まえた国・東京都に対する要望
・大規模水害の被害拡大防止のため小河内ダムの貯水量の調整など都と連携すること(東京都)
・多摩川下流のピーク流量の低減のための遊水地、貯留施設の整備(国)
・多摩川の排水能力拡大のための河床掘削の実施(国)
・国土交通省京浜河川事務所所有の排水ポンプ車の追加配備(国)
・流末処理施設における排水ポンプの自動化、処理能力の向上等(東京都)
・他の水門の開閉情報などの情報共有化(東京都)