現在の新型コロナウイルス感染症への対策について

ここ数日で、大田区議会の要望を受け、大田区でも様々な対応を行っています。

先週、議会新型コロナ対策本部会議から緊急要望を区長に提出しましたが、

1、大田区青少年交流センター(ゆいっつ)で、入院待機者の受け入れ開始

区内では、約2000人程度の方が在宅療養を行っており、そのうち30人程度が在宅で酸素投与などを行いながら入院の受け入れを待っています。こうした方々の健康観察と応急処置を継続するため、区独自の在宅療養支援施設の運用を開始しました。

2、学校に通うことに不安を抱えている子供たちへのオンライン授業の実施

明日から新学期が始まります。新学期開始の延長を求める声もありますが、大田区では東邦大学医学部の舘田教授監修のもと、学校における感染症対策を改めて見直しを行いできる限り学校教育を通常通り提供できる体制を目指してきました。しかしながら、それでも感染に不安を持つ保護者や子どもたちもおり、そうしたことを理由に学校を休んだ場合にオンラインで学びの補償を行います。またこうした理由で欠席した子供たちについては欠席扱いとなりません。

それ以外にも、ここ最近、都のワクチン接種会場に若者が殺到する状況が報道をされているところですが、大田区では産業プラザPIOの会場をはじめ、まだまだ接種予約枠が空いている状況にあります。これも、これまで確実なワクチン確保に努めてきた結果です。大田区民の若者の皆さん、是非、地元の接種会場をご活用ください。

また先日、新型コロナの感染によりお腹の中の赤ちゃんが亡くなるという痛ましい事故が発生しました。大田区では、妊娠中の方やその夫及びパートナーには優先予約枠を設けています。ご希望の方は、コールセンター0366296342にお早めに連絡下さい。

9月2日8:30からは、10月、11月分のワクチン(モデルナ、ファイザー)接種の予約を始めます。まだ、接種を終えていない皆さん、早めの予約をお願いいたします。

大田区議会と大田区は、区民の皆さまの声をお聞きしながら様々な対策を進めています。

引き続き、ご意見等いただければ幸いです。