決算委員会審査5日目、環境清掃費について質問に立ちました。
テーマは、屋外の喫煙対策について。
屋外における喫煙マナー等に関する条例が施行されてから、約二年半。確かに、京急雑色駅や六郷土手駅といった喫煙所が整備された駅周辺は、環境としてかなり改善されています。しかしながら、住宅街での歩きたばこ、タバコを捨てる方が減っているようには感じません。特に歩きたばこやポイ捨てが多い地域や時間帯に、駐車監視員のような、住宅地において巡回での注意や啓発を求めました。
区としては、住宅街などを含め、喫煙マナー指導員の巡回エリアを拡大し指導啓発を強化していくとのこと。
2点目としては、喫煙禁止重点対策地区の拡大を求めました。
私は喫煙者を目の敵にしているわけではありません。国が合法的に販売しているものだからこそ、喫煙者に対する配慮も必要と考えています。そのためには、駅前への密閉型の喫煙所の整備は早急に進めていくべきです。しかしながら、こうした環境整備をしながらも、マナーを守らない喫煙者に対しては厳しく対応することが必要です。喫煙所が整備された駅周辺を、喫煙所外での喫煙に罰則を科すことが出来る「喫煙禁止重点対策地区」と指定することは当然の対応であると考えています。喫煙所が整備された京急雑色駅周辺、六郷土手駅周辺について、これまでも喫煙禁止重点対策地区としての指定を求めてきましたが、検討状況について確認をしました。
区としては、地域の代表者が集う地域力推進地区委員会や町会長会議等の場を通じて、喫煙禁止重点対策地区の説明をおこない、地域の方々の意見も伺い対応するとのこと。
地域への説明は必要かもしれませんが、「喫煙禁止重点対策地区」を指定するのに、地域の意見を伺う必要はあるのか疑問は感じますが、前向きに検討は進んでいるとのことで、今後の状況を見ながら再度、議会で取り上げていきます。