決算特別委員会で質疑に立ちました_総務費

大田区議会は、現在、決算特別委員会がおこなわれています。
まず最初の出番として、総務費に関連して16分の質疑を行いました。

①4月におこなわれた大田区議会議員選挙での選挙違反
②郵送投票の対象拡大
がテーマです。

①については、
大田区議会議員選挙において、選挙管理委員会への「候補者の選挙運動に関する通報・相談件数」は275件。本来、区民の皆さんにルールを守ることをお願いする立場の人間がルールを守らない現状。異常だと感じています。

この中には、以前からFacebookでも報告させて頂いている、れいわ新選組の寺田かずとも議員が選挙運動用ハガキに「あなたを応援しない。」と言っている方の名前を勝手に推薦人として使い、その方の関係者に郵送したという問題も含まれています。

新たな被害者が出てきたという新たな事実を踏まえ、選挙管理委員会に認識を問いました。選挙管理委員会としても、捜査機関たる警察などからの要請に基づき適切に対応していくとのこと。

この質問をしていてとても残念だったのが、「まだこの問題をやるのか。しつこいな。」「あまりイジメちゃダメだよ。」というヤジがあったこと。

ルールを守らない人間を仲間意識から許そうとする姿は、あまりに無責任なのではないでしょうか。

本当は名前を書きたいくらいですが、裏でコソコソ言いたくはありませんので直接話をいたします。

②の郵送投票について
この制度は、障害などにより自ら投票所に足を運ぶことが困難な方々に対して、郵送での投票を認める制度です。しかしながら、対象者が身体障害者手帳をお持ちの一部の方、介護保険の要介護5以上とかなり対象が制限されています。

国においても、平成29年に総務省「投票環境の向上方策等に関する委員会」が「要介護3まで対象を拡大することが適当」との報告を出しています。

しかし、それから何年経っても法改正に至っていない現状があります。

今回の質疑では、大田区選挙管理委員会の認識と区議会としての意見書の提出を求めました。

一人での多くの方に投票に行って頂くことができる環境を作ることは、我々の責務でもあります。

詳細は後日、YouTubeの伊佐治ごうチャンネルに動画でアップします。